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HOMEBACK NUMBER>16.09.01/きものsalon2016秋冬号で豊中・織元のきものが紹介されました。
 
◎きものsalon2016秋冬号で豊中・織元のきものが紹介されました。
  きものsalon「この秋はじめるはんなりシック」
秋色すぎない黄色の付下です。木の実を表現した赤紫の陰影が刺繍や友禅によって奥行き感豊かに表現されています。前写真だけなのでそれほど感じませんが大胆な構図の菊尽くしの袋帯です。
写真よりもいくぶん紫味をおびた濃い地の付下げです。真糊友禅の真骨頂とでもいうべき淡い線でだけで表現するスタイルは素晴らしい描き手の力量にほれぼれします。
小学生のころいとこのお姉さんが持っていたぐるぐるするオモチャ、というか文房具を思い出しました。(スピログラフというらしいです。)モダンでシャープな印象の文様ですが、どうやら世界中で古くから描かれていたようです。「帯はきものに合わせすぎないで。」ともいわれますが、今回は似たテイストの更紗文様の名古屋帯を合わせています。
「シックな織にははんなりを足し算で」
シックなピンク色の結城紬にわずかに淡色の格子が地にあります。その格子点にアクセントの墨色が入っています。きりっとした濃い灰地の帯や鮮やかな紫地も合わせてみたくなるきものです。
「似合う濃い地の見つけ方」
とぼけたような線がユニークな小紋です。無造作に重なっている線のバランスが絶妙で、きものにしたときにうるさくなりすぎず、パッと見たときに「素敵!」と感じられる色と迫力があります。

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